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企業情報

Our Mission

多様な遺伝資源を開発し、地球規模の社会課題を解決する。

近年の急速な気候変動は、熱波・水不足・大洪水・それらによる食料生産環境の悪化などを引き起こし、世界中で人々の健康や生命を脅かしています。この問題を解決するために、農産物や微生物などを“品種改良”により地球環境の変化に対応させ、食料の安定的な生産を守ることが急務です。また、カーボンニュートラルの実現にも、微生物の遺伝資源開発(品種改良)が欠かせません。
QFFはこれらの課題への突破口として、“量子バイオテクノロジー”である「中性子線育種(品種改良技術)」を世界で初めて社会実装しました。複雑化する気候変動課題に、ディープテック・カンパニーとして技術の面から革新的で持続可能なソリューションを提供しています。私たちの子孫が安心して暮らせるサステイナブルな地球にするために、QFFはあらゆる開発課題に知恵を絞り、技術を駆使して応えることを使命としています。

抜群のʻ突然変異ʼ誘発力で、細胞の潜在能力をひき出す。

CEOメッセージ

物理学の力で地球の未来を変えたい。

中性子線育種は、安全でスピーディに農作物や微生物を品種改良できる新しい技術です。
加速器を使用しますが、日本の加速器の約7割が茨城県にあり、さらに茨城県は多くの農産物で日本トップクラスの生産量を誇る農業大県です。これらの強みを掛け合わせることで新しい事業を創出し、社会課題を解決することが、科学者である私の使命だと考え、QFFを作りました。
量子バイオテクノロジーは多くの社会課題を解決できる力を持っています。その力を「持続可能」な形で社会に役立てるために、この技術を実用化に留めず「商用サービス化」することが必要不可欠でした。特に気候変動に伴う課題は深刻で、世界中のあらゆる企業が経済活動として解決に取り組むことが欠かせません。

幸いにも思いを共有するメンバーやお客様に恵まれ、中性子線育種技術が多くの分野で役立つことが分かりました。特に「微生物」の開発に強みがあるので、この技術で微生物の潜在能力を開拓し、食品、飲料、医薬品、化粧品、エネルギー、脱炭素など様々な産業分野で活用することで、真に地球の未来を変えることができると思っています。
日本の加速器技術や量子線物理学は世界で優位性を持っています。私たちQFFがこの技術を世界中で利用可能なものにすることで、地球全体がよりよい未来に向かって進化し続けていけるよう、今後も邁進してまいります。

QFF 代表取締役 CEO&CTO 菊池 伯夫

会社概要

社名 株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ
代表取締役 CEO&CTO 菊池 伯夫
取締役 宇留野 秀一
社外取締役 高尾 哲也
社外取締役(kemuri VC) 岡田 博紀
社外取締役(EEI) 中村 謙吾
設立 2018年7月
払込資本金 47,326万円
本社・施設等
QFF 東京本部
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町 3丁目7番14号 セブンビル7階
本社・水戸オフィス
〒310-0913 茨城県水戸市見川町 2563-77 ルレーブ見川 2-101
QFF 東海ラボ
〒319-1106 茨城県那珂郡東海村白方 162-1 AYA’S LABORATORY 量子ビーム研究センター 2 号棟 101 号室
QFF 東京ラボ(水天宮)
事業 中性子線育種・量子バイオ技術の開発、供与、知財管理

メンバー

菊池 伯夫

代表取締役 CEO&CTO
理学博士 
ファウンダー

英・独・印で9年間の理論物理学研究、日立製作所のTier1重電製造業CEOを経て、現在、CEO & CTOとして経営、事業開発、大学・研究機関との共同研究・サイエンス全般を牽引。学術論文総引用数1000以上、h-index=12の非常に高い実績を持つ。 2004年Oxford大学(Ph.D 理論物理、生物物理) 重電製造業CEO時代に、グッドデザインものづくりデザイン賞受賞、はばたく中小企業・小規模事業者300社に選定、地域未来牽引企業に選定。JICAのODA事業で新興国の自然エネルギー開発に尽力。量子×バイオの力で地球規模の社会課題の解決を目指す。

宇留野 秀⼀

取締役
ファウンダー

筑波大学社会工学卒業後、STCグループで様々な企業が抱えている経営課題を財務・税務・会計を通じて支援。STC代表取締役を経て、現在事業を財務の側面で牽引。 水戸駅前まちづくりに参画、合同会社水戸計画機構を設立。タープステイトコンサルティング代表取締役。日本インベスターズ証券株式会社、M&Aシニアエキスパート資格取得、 京都大学経営大学院上級経営会計専門家(EMBA)プログラム修了、上級経営会計専門家資格取得、日本経営会計専門家研究学会理事務局長。

辻󠄀岡 大介

CMO

外資系IT・通信領域企業での事業開発、チャネル戦略、デジタルマーケティングを経て、スタートアップ企業の取締役として複数事業の立ち上げ・グロースに従事。
QFFでは、研究成果の社会実装を加速するため、ブランド戦略、PR/メディア、アカウントベースドマーケティング(ABM)、デマンドジェネレーション、パートナーアライアンス、学術・行政・産業のエコシステム構築を統括。科学コミュニケーションと事業開発を横断し、国内外の協業を推進する。

野田 剛

CFO
公認会計士

名古屋大学経済学部卒業。公認会計士。
有限責任監査法人トーマツにて約7年間、主に金融機関の国際金融部門で会計監査業務に従事。その後、IPO準備会社の管理部門責任者を歴任し、そのうち1社にてグロース市場(旧マザーズ市場)への上場およびプライム市場(旧東証一部)への鞍替えを牽引。直近2社では、管理部門管掌取締役として経営に参画し現在に至る。

⾼尾 哲也

社外取締役
医学博⼠

精神科医、認定産業医、精神保健指定医。複数の精神科系診療所や障害者就労支援事業所、訪問看護ステーション、産業保健事業などを展開する医療法人の理事長。
水戸メンタルクリニック開院 院長 医療法人イプシロン 理事長 水戸市医師会 理事 茨城県精神科診療所協会 会長

岡田 博紀

社外取締役(kemuri VC)

早稲田大学(法学部)卒業。ジャフコ ベンチャーキャピタリスト、三菱商事 生活産業グループCVCファンドマネジャー、ソケッツ 事業開発部ディレクターを経て、2003年 エンレストを設立 代表取締役就任(現任)、レストラン「kemuri神楽坂」初代店長。「ビジネスで大切なことはみんなレストランで教わった」出版。その後、上海法人の設立、ぐるなび社 戦略投資チームシニアディレクター/理事、丸井グループ 共創投資部インベストメントマネジャーを経て、2020年 kemuri venturesを設立 代表パートナー就任(現任)、フードテック特化VCファンド「食の未来ファンド」をスタート。趣味は世界を股にかけたトレイルランニング。

中村 謙吾

社外取締役(EEI)

大手ベンチャーキャピタルにて、ベンチャー投資フロント業務に従事。その後は、ハードウェア、エンターテインメント、インターネット関連のベンチャーおよび事業会社数社において、経営企画、事業開発、営業全般に携わる。

河合 健一

監査役

QFFでは、監査役として事業全般をサポート。
公認会計士、税理士。大手監査法人において、主に金融機関に対する会計監査、会計業務アドバイザリーなどのプロジェクトに参画。独立後は会計監査、会計業務アドバイザリーに加え、基幹システム導入プロジェクトへの参画、企業不祥事対応(調査委員会への参加)など、経営管理・ガバナンス分野の業務も手掛けている。
公認会計士河合健一事務所代表。

Dr. May Sweet

R&D部 マネジャー
研究員
[中性子線技術担当]
工学博士

コンピュータシミュレーション・実験・AI データサイエンスを駆使し、地球規模のSDGs課題の解決を目指す。現在、中性子線技術の社会実装とオンディマンド照射を目指し、研究機関・大学と研究を推進中。
2022年岐阜大学(Ph.D 生物物理) 専門は生体分子モーター、生物物理、ナノテクノロジー、素粒子物理学。Natureを初めとした高インパクトな業績を持つ、新進気鋭のresearcher、ミャンマー出身。

内藤 俊輔

ビジネスソリューション部
マネジャー

QFFの営業部長として企画・コンサルティング営業を中心に新規顧客の開拓および事業拡大を推進。
拓殖大学政経学部を卒業後、IT・マーケティング企業で係長として法人・個人向けの企画営業を担当後、ルワンダ共和国にてJICA海外協力隊として活動。ベナン共和国で、企業およびNPOのNo.2として貿易・ドローン・アプリ開発等の新規事業立ち上げに携わり、合計8年間アフリカに滞在。帰国後、コンサルティング会社にてマネージャーとして民間企業のサステナビリティ・ESG経営や海外進出支援、JICA・経済産業省等の公的機関案件にも従事。

川田 和弘

照射部
マネジャー

QFFでは農業全般のマーケット情報やネットワークの提供に加え、菊・梨・バラ・メロンの新品種の開発を牽引。元茨城県農林水産部技監技監。
茨城大学農学部を卒業後、茨城県庁入庁。販売流通課技佐、県西農林事務所振興環境室長、販売流通課長、茨城県農産物販売推進東京本部長等を歴任。量子線育種、農産物の生産、販売流通に、幅広い経験と知識を有する。

Dr. Abhijit Daspute

R&D部
研究員
[植物分子育種、分子生物学担当]
農学博士

QFFでは、植物分子育種、微生物育種、遺伝子解析のR&D及び大学・研究機関との共同研究を推進。
専門は遺伝子の単離とクローニング、植物・バクテリア・酵母の形質転換、形質転換植物の特性解析、毛状根の形質転換、遺伝子の細胞内局在化など。温室管理、植物の栽培およびポットスクリーニング、マーカー育種の経験も豊富。
植物のストレス耐性に関する幅広い研究を行っており、特にシロイヌナズナおよびヒヨコマメのアルミニウムストレス耐性、ダイズの低リン酸ストレス耐性、シロイヌナズナのヒ素ストレス耐性、インディアンマスタードのホウ素ストレス耐性に関する研究を実施。
著名な学術誌に多数の論文を発表。インド出身。岐阜大学でPh.D.を取得。インドMahatma Phule Krishi Vidhyapeeth, Rahuri大学助手、大阪府立大学博士研究員を歴任し、現在QFF上席研究員。

石賀 貴子

R&D部
研究員
農学博士

QFFの研究員として、植物および微生物の育種・スクリーニング、ならびに大学・研究機関との共同研究を担当。
修士(農学)取得後に渡米し、大学・研究所にて研究助手として勤務。微生物の単離・同定、植物–病原菌相互作用解析法の開発、バイオマス作物の菌根菌の研究に従事。帰国後、JST ERATO研究員として筑波大学に勤務し、博士(農学)を取得。植物病原細菌の気孔を介した侵入機構や抵抗性誘導剤の作用メカニズム、土壌微生物叢の研究に取り組み、論文を発表。その後、JST OPERAコーディネーターとして研究マネジメントにも携わる。趣味はマラソンとヨガ。

川邊 陽文

R&D部
研究員
バイオサイエンス博士

奈良先端科学技術大学院大学・植物代謝制御研究室(出村拓教授)にて、植物の道管形成に関わる新規メカニズムの解明に取り組み、2018年に博士(バイオサイエンス)を取得。その後、ゲノム編集技術を活用した無花粉スギの育種加速や、植物の花成制御に関する研究を、ウェット・ドライ両面から幅広く展開。

石田 公一

ビジネスソリューション部
国内営業担当

QFFの営業として新規顧客の開拓および事業拡大を推進。
法政大学工学部物質科学を卒業後、潤滑剤・コーティングメーカーで研究開発および技術営業を担当。自動車業界の新規顧客開拓を行った際には、自身で製品開発を行うことで顧客の課題を解決した。その後、化学系商社と添加剤メーカーにて、プレイングマネージャーとして技術営業に従事。石油、化学、半導体、プラスチック、塗料・インキなど幅広い業界の顧客を担当。
研究開発の経験を活かし技術的な提案を行うことで、顧客の課題を解決し新規ビジネスを創出することに長ける。現在趣味のキックボクシングで体力を養いながら、量子バイオテクノロジーを世界に広げるため営業活動に励む。

Emma HABESHAW

ビジネスソリューション部
海外営業・マーケティング担当

QFFでは、2023-24年のインターンシップを経て、主に海外営業・マーケティングを担当。 ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(生物化学部)卒業。2018 年にイギリスのWildlife Aid Foundation、2019-20年に東京のNPO法人Tier Heim KOKUAにてボランティア活動を経験。イギリス・日本育ち。

松野 幸也

ビジネスソリューション部
農学博士

QFFの技術営業として新規顧客の開拓および事業拡大を推進。
大学では植物遺伝子工学を専攻し、博士号を取得。自動車部品メーカーにてバイオ系研究開発に従事した後、誘電エラストマーの材料開発に携わり、社外との連携を通じて評価系の構築や性能向上を実現。その後、CVC業務を経て社内新規事業の開発に従事し、複数の事業化テーマや部内ワーキンググループの運営にも取り組む。 2児の父として、「次世代に負の遺産を残さない社会」を目指し、顧客とともにより良い未来をつくるべく、日々業務に挑んでいる。

藤堂 鉄平

CEO室長

営業・管理として、QFFの事業拡大を推進。
成蹊大学法学部を卒業後、外資系金融機関、政界での経験を経て、外資系医療機器メーカーでプレイングマネージャーとして業界での躍進に大きく貢献、自身のチームで数々のタイトルを獲得。その後、ベンチャー企業に参画し、医療分野のDX事業開発を行い、事業責任者として立ち上げから業界認知までを推進した。医師や医療系企業、経済界含めた幅広いネットワークを武器に、業界ジャンルを問わず柔軟な提案を行うことで、顧客課題の顕在化や新たなビジネスソースの発見を得意とする。
趣味は釣りで、大型魚(特にマグロ)とのファイトに心血を注ぐ。QFFの量子バイオテクノロジーを世界中に広げることを目標に、社内外で貢献する。

後藤 香織

東京本部
事務局

QFFのバックオフィス全般に関わる“女将”として、組織運営と場づくりの支援を担当。
国際線CAとしてキャリアをスタートし、その後はブライダル企画、IT、飲食業界など、複数のスタートアップの立ち上げに参画。子育てを経て、社会課題の解決に貢献すべく、Next Wisdom Foundationの事務局長やNPO法人ミラツクにて「叡智の再発見と社会実装」に取り組む。QFFは、そうした想いを形にできる“実践の場”と感じ、参画に至る。

古城 巧

顧問

慶應義塾大学大学院理工学研究科(修士)卒。2012年にBarclays証券株式調査部に入社。15年に戦略コンサルファームRoland Bergerに入社し、事業戦略や中期経営計画の策定や新規事業立ち上げ、M&AのBDD支援などを実施。19年にベンチャーキャピタルSTRIVEに入社し、スタートアップ投資やハンズオン支援に従事。23年1月に経営管理AIエージェントの開発やスタートアップの経営管理・ファイナンスを支援するZaimo株式会社を設立。QFFでは財務・ファイナンスを中心にサポートする。

澤田 翼

顧問

新卒で株式会社パソナに入社し、HR営業に従事。2011年にアライドアーキテクツ株式会社入社。営業職を経て人事責任者として人事組織立ち上げや組織成長に従事。社長室室長・コーポレート本部副本部長などを歴任し、東証マザーズ上場を経験。2017年よりGreenSnap株式会社の取締役(セールス管掌)を務めた後、2024年よりクラムズ合同会社創業。QFFでは主に人事面を中心にサポート。

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